コーヒーは最近でこそ「体に良い飲み物」であったりリラックス効果を謳われたり
良い面がたくさんクローズアップされていますが、昔は逆に体に悪い飲み物だと思われていました。
しかし近年、様々な研究結果などから数多くの良い面が発見されてきています。
その中でもコーヒーは肝臓病に対するリスクを減らすというデータが出てきています。
コーヒーには肝臓に良い薬効成分がふんだんにあります
肝臓病といっても複数種類があります。
肝不全・脂肪肝・肝硬変・肝炎・肝がん主にこういった所でしょうか
肝炎はウイルスが原因であったり肝がんや肝硬変もウイルスや原発性のものまで
原因は様々ですが、やはり肝臓病の原因のひとつといって一番に思いつくのが「アルコール」飲酒です。
アルコールの過剰摂取によって肝臓を壊したという例は多いと思います。
そういった自身の不摂生等で起こりえる肝臓病のリスク軽減にコーヒーは活躍します
そもそもコーヒーの成分を見てみると多くの薬効成分があります
■カフェイン ■タンニン ■タンパク質
■ポリフェノール ■トリゴネリン ■油分
■粗繊維 ■クロロゲン酸 ■カフェ酸
■褐色色素 ■有機酸 ■ナイアシン
これらの多数の成分があり薬効成分もたくさん含まれています。
イメージ先行で体に悪いと言われてきたコーヒー
しかし、昔からコーヒーが体に悪いと言われる原因のひとつで、コーヒーのイメージを下げてきたのがカフェインで
接種すると体に悪いと言われてきました。
実際に私も子供の頃は「コーヒーは体に悪い」という漠然としたイメージだけがありました。
ただし様々な研究や実験によって、これも実際はカフェインの過剰摂取をしない限り逆に体には良いモノであるという事がわかってきました。
ある研究ではコーヒーを1日2杯飲むことで肝臓がん・肝硬変などの肝臓病の発症リスクを
20%も抑えるというデータがあったり、ほとんど毎日のようにコーヒーを飲む人は
肝細胞がんのリスクが全然コーヒーを飲まない人に比べて約半分だったことがわかっています。
しかもC型肝炎の進行を緩やかにさせることにも関連しているんじゃないかともいわれています。
研究からわかったコーヒーが肝臓に良いと言われる根拠とは
では、なぜコーヒーを飲むと肝臓病のリスクを減らすことができるのか?ですが
先ほどの成分の中にもありますクロロゲン酸。これの影響が大きいと言えます。
クロロゲン酸はポリフェノールの一種でもありますがこの成分がアルコールを分解するので
肝臓にかかる飲酒での負担を少なくすることができます
そしてポリフェノールには活性酸素を除去する作用があるので過酸化脂質を抑制する効果があるのでそこも肝臓がんのリスクを減らす一因になっています。
あとカフェインの利尿効果も溜った老廃物を出してくれるという意味でお酒を飲んだ肝臓にとっては良い効果があるかもしれませんね。
どう飲めば効果的に肝臓病のリスクを下げることができるか
最後に肝臓病予防に効果的なコーヒーの飲み方ですが、
基本的にはやはりブラックがおススメです。
カロリーもなくコーヒーのうま味や良さを合わせて体感できますよ。
あと豆を焙煎して入れたコーヒーの方が当然ながら香りのたちも良いし、これまでお伝えしてきた効能も、なんだか挽きたての豆で入れた方が大きそうな気がしますが
これも自宅だと中々大変ですよね?
しかし、インスタントコーヒーで大丈夫です。
実はドリップしたコーヒーとインスタントコーヒーで成分は変わりません
お酒を多く飲む方などは気軽に手軽に肝臓病予防ができますよ。
ただ飲み過ぎには注意です、WHO(世界保健機構)の推奨も1日3~4杯までとなっていますので毎日忘れずに飲み続けるという事が大切です。
私もお酒を飲むので毎日コーヒーは3~4杯飲みます。
やはり実際に体の中のアルコール分の分解が早いように感じています。まぁ私の場合は気持ちの部分も大きいかもわかりませんね。
いかがでしたか?
コーヒーで肝臓病予防ができるなんて意外と知らなかった方も多いと思います。
健康管理の一環としてコーヒーを飲むという事を是非、習慣付けてみて下さいね。