コーヒー好きなら豆を挽いて専用の器具でドリップして飲みたい。
そう思うのもわかりますが、でも実際コーヒーは好きでも、飲むのはもっぱらインスタント!
という人は多いと思います。
そこで、今回はなんとインスタントコーヒーをまるで専門店並みのコーヒーの味に変えるとっておきの魔法を紹介したいと思います。
まずはインスタントコーヒーの銘柄は?
では早速いきたいと思いますが、使うインスタントコーヒーの銘柄で違いはあるの?って事ですが、これはありません。あなたの好きなインスタントコーヒーの銘柄で大丈夫です。
ポイント1 事前準備
さて、使う銘柄が決まったら次にお湯を沸かすわけですが、ここでは、できれば・・いや必ず水道水は使わないようにして下さい。
別に普通に水道水をポットで沸かして入れても、日本のインスタントコーヒーはおいしいです。
ただ、ここはインタントコーヒーをいかに専門店の味に近づけるかという事で、
ミネラルウォーターを(軟水)使います。
これを、やかんかポット、又は鍋に入れて沸かしていきます。
温度は80度~90度がベストです。
80度~90度はポットで設定するのが一番わかりやすいですがポットがない場合は、沸騰したあとに少し放置して冷ますイメージです。
※最悪ミネラルウォーターがなければ水道水を沸騰させてからしばらく沸かし続けて塩素(カルキ)を完全に飛ばして使って下さいね
事前準備2
これも結構大事ですが、予め使うカップを少し温めておきます。
なので、事前準備で沸かすお湯を少し多めで沸かしておくのがいいでしょう。
余ったお湯をカップに入れて温めます。
ここも、水にこだわるのであれば、温める過程もミネラルウォーターがベストです。
ただし、温めたあとは綺麗に表面を拭いておいて下さいね。
ポイント2 コーヒーの粉に一工夫(※重要)
さて、ではコーヒーを淹れていくのですが、
実はインスタントコーヒーをおいしく淹れるためのポイントはここにあります。
どういう事か?
普通はお湯を沸かしている間にインスタントコーヒーをカップに入れて、お湯が湧いたらそこに注ぐ・・で完成って感じなんですが、
このお湯を注ぐ前にある事をしておきます。
水で溶かす
温めたカップにインスタントコーヒーの粉を入れるのですが、量としては大体小さじのスプーン1杯程度を目安に入れて下さい。
そして、ここでひと手間かけます。
カップの中にコーヒーの粉を入れたら同量のスプーン1杯ほどの水を入れてスプーンで完全に溶けるまでかき混ぜます。
ここでのポイントは完全に粉が水に溶けるまでかき混ぜるという事です。
なんで水で溶かすの?
なぜ、こんな事をやるのかというと、完全に粉を溶かしてそのコーヒーの香りや風味を100%引き出してからお湯を注ぐ為です。
いきなりお湯を入れると、コーヒーに含まれるでんぷんが完全に溶けず、
そのコーヒーのポテンシャルを全て出すことができないからです。
つまり香りも風味も半減した状態になってしまうという事です。
だから、実際我々は本当は自宅で専門店並みのコーヒーが飲めるのに手を抜いて、もしくは知らずに味の落ちるコーヒーをずっと飲んでいた事になります。
最後にお湯を注いで出来上がり!
完全にコーヒーの粉が溶けたら、あとは先ほどの軟水を沸かしたお湯を注いで
少しかき混ぜて完成です。
ブラックの人はそのまま、砂糖やミルクを使う人はこの段階で入れてこれもよく混ぜて下さい。
ただ、できれば砂糖やミルクを入れる前に一度香りを嗅いでみて下さい。
むちゃくちゃ、香りがたって風味が増していますよ!
いつも通りに淹れたコーヒーと並べてみると全く違うのがわかると思います。
それどころか、カフェのレギュラーコーヒーと全然変わらない味と風味になっているでしょう。
さて、いかがでしたか?
こんな簡単な事で普段のインスタントコーヒーが専門店のレギュラーコーヒーに変身します。
やはりちょっとしたひと手間って大事ですよね。
あなたも今すぐ試してみたくなったのではありませんか?
是非あなたのコーヒーライフにお役立てくださいませ。