この記事は【世界ギョーテンニュース】で
紹介される殺人寄生虫のエキノコックス。
感染経路と予防法の情報について
まとめたモノです。
人間の肝臓に寄生して10~20年もの
長期間をかけて増殖。
肝臓を破壊して場合によっては
命を落としかねない病気
包虫症(エキノコックス症)
元々人間の体にはいないエキノコックス
という寄生虫はどんな感染経路で
体内に入ってくるのか?
そしてその予防法はあるのか?
人気番組【世界ギョーテンニュース】で
その詳細を取り上げます。
肝臓で増殖破壊していくエキノコックス症とは?
エキノコックス。
あなたは知っていましたか?
あまり馴染みのない名前ですが私は知りませんでした。
このエキノコックス「殺人寄生虫」と呼ばれていて
一旦人間の体内で寄生すると
血液の流れを経て肝臓で大増殖。
じっくりゆっくり時間をかけて
肝臓の機能を破壊していきます。
このエキノコックスが寄生して
進行する病気を包虫症(エキノコックス症)
と言います。
エキノコックスは成虫でも1センチ程度のモノで
本来は人間の体の中にいるモノではありません。
元々犬や猫・ネズミそしてキツネ等の
腸の中に生息しています。
キツネに関してはなんと約6割の
腸内に生息しているとの事です。
エキノコックスの感染経路はどこから?
では、犬や猫やネズミ、キツネの腸にいる
エキノコックスが
どのような感染経路で人間の体内に
入ってくるのでしょうか?
まぁキツネの6割にいるわけだから
どうしても北海道に多くいる寄生虫では
あるんですが、犬猫にいるので
全国どこの方にもリスクはあります。
人間への感染ルートとしては
まずはエキノコックスの成虫が
犬猫等の腸内に卵を産みフンが外に
排出されます。
そしてそのフンが
山菜や川や沢の水に入っていって
知らず知らずの内に人間の口内に
入り込むという図式です。
地方の田舎の方では山菜なんかを
山で獲って家で調理して食べる・・
ってよくある光景ですもんね。
もし口内に入るとそこで幼虫になり
血液を介して肝臓にいきそこで成虫になります。
人から人には移らないんですが
やっかいなのは自覚症状が全くなく
10年~20年間もの長期間を経て
増殖してきます。
ヘタするとそれががんの転移の様に
脳や肺などに移って増殖していくケースもあり
最悪は命を落とす可能性もある
非常に恐ろしい寄生虫です。
まぁこうやって聞くと
ヘタに山菜なんか食べれませんよね!笑
普段は全然気にもしていませんでしたが
この事を知ってからちょっと山菜への
イメージがなんか悪くなっちゃいました笑
でも実際はそんなにあるシチュエーションでは
ないかもしれませんが・・
エキノコックス症の予防法はなにかあるの?
予防法と言ってもとにかく口内に入れない
という事が一番なんですけど
やはり、こんな事しかできないような気がするんですが
手洗いを徹底するという事が重要です。
ま、動物に触れないという事も
必要になってくるとは思いますが
とはいっても
犬なんかはかわいいワンちゃんがいると
触りますよね~。
あとは健康診断や血液検査で
常に検査して自分の状態を知っておくというのは
防衛手段としてはその他の病気に
対しても大切な事です。
もし感染が発覚したらすぐに病院に行ってください。
寄生虫の進行具合によって
投薬療法や場合によっては手術で
摘出する場合もあります。
その他、ギョーテンでは
有効な方法が紹介されるかもしれませんので
もし新しい情報があれば放送後追記しますね。
まとめ
いかがでしたか?
今回は「殺人寄生虫」と呼ばれる
エキノコックスとエキノコックス症に
ついて書きました。
私は全く知らなかった
エキノコックス症ですが
まだまだ知らない病気やモノって
あるんですね。
長い間の潜伏期間と手洗いしかない
予防法を考えるとなんだか気が重いですが
逆に考えるとホントに大人はもちろんですが
子供に「手洗いは必ずする」と徹底して
教えているというのは理にかなった事なんですよね。
なんだかドキッとする放送でした。
最後までお読みなって頂き有難うございました。