こんにちわ!かっちゃんです。
この記事は【アンビリバボー】で
紹介されたデパートの
名鉄百貨店の中のオルゴール店
店長山森万睦(やまもりひろちか)さんが
起こした奇跡の感動話の
情報についてまとめたモノです。
アンビリバボーで
名古屋市のデパート名鉄百貨店で
起きた感動的な話を取り上げます。
オルゴール店の店長山森さんが
ある事情を抱えたお客様から
「すみれの花咲く頃」の曲が入った
オルゴールを約50個近く注文され
用意できなかった山森店長が取った
すごい行動に感動の涙!
お客さんから送られた感謝のカードにも
又涙が・・
名鉄百貨店に名曲オルゴールが50個も!【アンビリバボー】
アンビリバボーで紹介するこのお話は
名古屋市にあるデパート名鉄百貨店での出来事です。
百貨店に入っているオルゴール店に
ちょっと驚く注文が入りました。
宝塚歌劇団の名曲
「すみれの花咲く頃」の
オルゴールを50個という注文が入りました。
オルゴールと言えば誰もが
子供時代に何かのお土産や
両親に買ってもらったりで
一度は持った事があると思います。
私も遠い昔に
蓋を開けたらバレリーナみたいなのが
出てきて踊り出す・・
というオルゴールを持っていた様な
記憶があります。笑
当時オルゴール店の店長を
していた山森万睦(やまもりひろちか)さんが
接客対応したのですが
同じ曲が入ったオルゴールを50個もの
注文はそうそうある事ではありません。
しかももちろん
そんなに同じ曲が入ったオルゴールは
山森さんのお店には1個しかありませんでした。
山森さんはオルゴールの注文理由を聞きました。
不思議に思ってオルゴールが
約50個も必要な理由をお客さんに
聞いた所、
お客さんの長年連れ添われた
奥さんが亡くなられて間もない状態で
四十九日の法要にそのオルゴールを
お世話になった方々に香典返しとして
お渡ししたいとの事。
実は亡くなった奥さんが
大の宝塚歌劇団ファンで
ご主人は元よりお友達や
親戚なんかとも舞台を観覧に出かけていた
という事。
そんな奥さんの四十九日法要に
香典返しとして
「すみれの花咲く頃」の
オルゴールをお渡しして亡き奥さんと
想いを共有して欲しいという
ご主人の願いでした。
当時、山森さんのお店にあった
「すみれの花咲く頃」のオルゴールはたった1個。
最低でも48個用意したいという
ご主人の想いを聞き
ひとまず手を尽くすという事で
山森店長は帰ってもらったそうです。
この時点ですごいですよね。
普通だったら
「いや~50個すか!?うちでは無理ですね!」
って感じになっちゃうと思うんですが
山森店長はなんとかしたいと
思ったんですね。
山森店長のお店には1個しかないオルゴール!どうする?
とにかく同じ曲名の
オルゴールを50個も集める事自体
難しいのに、
残された時間は2週間でした。
問屋に注文すればいいんでしょうが
注文ロットは100個から・・
そんなに在庫を抱える余裕もない。
一体どうすれば・・
どうしてもご主人の願いを
叶えたいと思った
山森店長が取ったすごい行動は
全国各地にあるオルゴール専門店に連絡して
在庫を確認しました。
36件中10件に48個の在庫があり確保。
ここまでは良かったのですが
相手は小売店ですので全てを
買い取る事はできません。(大赤字になる)
そこで曲が入っているムーブメントという
部品だけを取り外して他の曲のものと
交換して問屋に返品してもらう。
それを新たに山森さんが買い取るというやり方です。
他のお店には一切メリットはなく
面倒くさいだけですが
粘り強く交渉して理解を得て
合計で30個を確保しました。
それでも残り18個も足りない・・
一体山森さんはどうするのか?・・
山森店長ここから更にすごい行動!感動の48個の確保に成功!
残り18個・・
ここまででもかなりの手間がかかっています。
しかしこれで諦めるわけにはいかない。
ここからがすごいのですが
山森店長は返品作業に
応じて頂けないお店については
8個はその曲が入ったムーブメントごと
買取りました。
そして10個はオルゴールごと
買い取るという驚きの行動を・・
こんな事してたら
全く利益もクソも出ません。
しかし山森店長はやりました。
そしてなんとかかんとか
48個全部の「すみれの花咲く頃」の
オルゴールが期日内に揃いました。
なぜこんな事をするのか?・・
山森店長は、
「もちろん、利益は大事ですが
ご主人のあの想いを聞いてしまうと
なんとか叶えたいという気持ちになった。
例え1円でもプラスになればそれでいい」
応えました。
果たしてこれが自分なら
同じ事ができたでしょうか?・・
ん~・・無理でしょうねぇ・・
山森店長へ感謝を込めたカードに涙!感動します
そしてお客さんに連絡したのですが
ご夫婦からのメッセージカードを
オルゴールの中に入れ欲しいという要望が・・
そのカードの最後には
「このオルゴールのムーブメントは、
名鉄百貨店の山森さんのご好意で、
日本じゅうの在庫の中から集めて、
準備してくださったものです」
という言葉がありました。
照れ屋な山森さんはこの言葉を
辞退しましたがご主人からのたっての
希望で入れる事になりました。
ご主人もどれだけ苦労して集めた
48個のオルゴールだったかという事が
わかっていたんですね。
まとめ
いかがでしたか?
今回はアンビリバボーの
「あなたならどうする?」という特集で
名鉄百貨店のオルゴール店
山森店長の感動的なすごい行動に
ついて書きました。
想いのこもったオルゴールを
用意したいというアツい気持ちの
山森店長と、
願いを叶えてくれた店長に対する
感謝の気持ちが生んだ感動のお話でした。
こんな人いるんですね。
最後までお読み頂き有難うございました。