この記事はこの度亡くなった月亭可朝さんの
これまでの活躍、人生と、
月亭可朝さんを襲った病気
急性肺腺維症の情報についてまとめたモノです。
さて、去る3月28日に落語家の月亭可朝さんが
死去されました。
享年80歳。死因は急性肺腺維症だったそうです。
その昔には落語家になり破門、選挙に出て落選。
コミックソング「嘆きのボイン」で一世を風靡したことも・・
近年では交際女性へのストーカー行為で
逮捕されたりと良い話題はなかった。
そんな月亭可朝さんを襲った急性肺腺維症とは
一体どんな病気なのか?
月亭可朝さんのプロフィール
最近テレビで見ることはなかった
月亭可朝さんですので、若い方々などは
全く知らないという人も多いと思います。
なので、まずはプロフィールを・・
- 名前 鈴木 傑(すずきまさる)
- 芸名 月亭可朝(つきていかちょう)
- 生年月日 1938年3月10日
- 出身地 神奈川県横浜市
- 師匠 林家染丸・桂米朝
この人はホントに自由奔放という言葉が似合う方でしたね。
最初に林家染丸さんの弟子になり噺家になりましたが
後に女性問題で破門になります。
で、その後人間国宝にもなった桂米朝さんの弟子に・・
しかし桂は名乗らず幕末より続く名跡「月亭」を名乗る。
米朝一門の最古参のお弟子さんだったようですよ。
お弟子さんに月亭八方さんがいます。
なのでおのずと孫弟子に八方さんの息子の八光さん
そして月亭方正さん等がいます。
この方の人生は波乱万丈でした。
前述のようにせっかく弟子入りした林家を破門。
落語家では珍しい「歌」により知名度が爆発しました。
その名も「嘆きのボイン」という歌です。
知る人ぞ知るコミックソングです。
さすがに記事内では控えますが、最近ではないというか
できないような面白い歌でしたね。
近年はテレビ出演もなく・・
思えばこの「嘆きのボイン」という歌以降
あまり芸事で表に出る事はなく
議員になる為に選挙に立候補して落選したり、
ここ最近で一番記憶に新しいのは
交際女性にストーカー行為をして
逮捕されたという事もありました。
ただ、根っからの明るい方で、その後は
その事もネタにしてサインを求められると
色紙に「ストーカーでお馴染みの月亭可朝です」
というメッセージを入れていたと言います。
人生そのものが落語みたいな人だったんですね。
月亭可朝さんを襲った病気急性肺腺維症とは?
ここでは月亭可朝さんの死因でもある
急性肺腺維症について調べてみました。
とはいえ、私自身全く医学の知識はありませんし
間違った情報だといけませんので私個人が調べて
理解した事を私の言葉で書いていると思ってお読みくださいね。
なので変に治療法などについては触れませんし、
病気についてのみ書いていきます。
少し調べてみると
急性肺腺維症とはその名のごとく肺腺維症が急に起こるという症状で
肺腺維症とはこれも字のごとく肺の線維化により
必要な換気機能が果たされない症状の事です。
つまり、一般の肺は呼吸によって大きく膨らみ
小さくしぼむを繰り返しますが
肺腺維症はこの大きく膨らみ、小さくしぼむという
プロセスがうまくいかず、小さく膨らみ小さくしぼむ
みたいな感じになってしまいます。
なぜこの病気になるのかという原因は
今の所わかっていません。
ただなんらかの要因で肺の細胞や上皮が傷つき
肺の線維化が進行していくという事だけは確かなようです。
症状は呼吸困難や肺高血圧などが起こるそうで
やはり80歳になった年齢での月亭可朝さんには
体力的にもきつかったのかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか?
すでに亡くなってから日数が経っており
ご家族による密葬が行われた後での発表となったそうです。
結構私は、昔元気で破天荒だった頃
テレビでよく見かける月亭可朝さんは
好きでした。
まぁ言う事やる事いつもめちゃくちゃで、
今思えば昭和の芸人!
って感じの残された数少ない人物でしたね。
ホントに残念です。
ご冥福をお祈りします。
最後までお読み頂き有難うございました。