この記事は2018年春のセンバツの
出場校の膳所高校の情報について
まとめたモノです。
59年ぶりに出場した滋賀県の
膳所高校ですが、1回戦で大敗
残念な結果だったのですが、
それよりなによりその野球の戦い方に
試合を見た人のみならず、
ネット上でもざわついています。
一体どんな戦いだったんでしょうか?
ルール違反?いえいえデータ解析による分析野球
膳所高校がとった戦略とは何か?
それはズバリ「データ野球」です。
データ戦略と言えばその昔
プロ野球のヤクルトで当時の野村監督が
相手方のデータをとことん取って
それを基に投げる・打つ・守るを
決定していく「ID野球」というものが
ありました。
そういえば当時、ヤクルトのID野球の申し子と
言われた古田敦也捕手元選手も
データに基づいた守りで
強打者をズバズバ打ち取っていましたもんね。
当時は良い投手でその投手が打ち取っても
なんだか古田捕手が打ち取ったみたいな
感じになっていました。
それだけデータ忠実に攻めると
打ち取れるという実績がありました。
膳所高校のデータ野球はまさにこの
高校版ともいうべきもの。
面白い事考えてきましたよね。
マンガの様な極端な守備位置に嘘のように球が飛んでくる!?
膳所高校のデータ解析チームが
独自の「R」という統計ソフトを基に
今回初戦の対戦相手である日本航空石川の
映像を入手して解析。
この打者が打てばここ。
この打者はここという具合に
打球を事前に予知。
そこに合わせて極端な守備を展開
誰もが「嘘やろ!?」という型破りな守備位置。
例えば三塁手とショートとで守る
三遊間にサード一人だけとか
レフトとセンターの二人で守るシフトに
レフトだけとか・・
まさに一般的に見ると「嘘やろ?ふざけんな!」
って声が上がりそうなんですが
しかし!!!
なんとその場所に打者が打った球がことごとく
吸い込まれる様に飛んでいき、
まさにマンガのような展開に会場はどよめきました。
まぁこんな展開になると観客は喜ぶ喜ぶ笑
そりゃそうですよね!
データで解析してやってますよ~って
特殊なやり方をしてそれがズバリ的中しちゃうんですもの。
大敗も、今後に期待できる画期的な野球かも
しかし、結果最後は10-0と日本航空石川に
大敗した膳所高校ですが、
普通と違う事をやり可能性を見出すという
視点では今後に期待できる面白い試合でした。
膳所高校には是非このデータ野球を極めてもらい
どんどん精度を上げて次回の大会に
みんなをアッと言わせる展開を見せてもらいたいですね!
しかし、この解析チームはたった2人でやっていたという事ですが
この統計ソフトがすごいのか、又は
この解析チームがすごいのかは次回のセンバツに
膳所高校が出場した時にわかるのではないでしょうか?
ん~これで勝っていたら
今年のセンバツもっともっと盛り上がったかもしれませんね。
個人的には2回戦行ってほしかったなぁ・・
大阪桐蔭の連覇か?という事が焦点になって湧いている
今大会のセンバツですが、なんのなんの
ダークホースも独自の戦略を色々練って挑んできていますね。
まとめ
いかがでしたか?
今回は春のセンバツで1回戦ながら
59年ぶりの出場に見合う
衝撃的な試合をしてくれた膳所高校を
取り上げてみました。
応援していた人も
そうじゃない人も
なんだか次の試合も見てみたいと
思わせる野球をしてくれました。
次回のセンバツに期待です!!
最後までお読み頂き有難うございました。