この記事はボクシング連盟に出された
連盟と会長の山根明氏の不正並びに
パワハラ等の圧力があったとされる
告発状の情報についてまとめたモノです。
日本のアマチュアボクシング界に
激震が走りました。
関係者333人という多人数からの
連盟及び連盟会長の山根明氏の
数々の不正やパワハラそして
許し難いのは審判の判定への圧力で
特定の地域の選手を意図的に勝たせているという
告発状が出されました。
助成金の不正流用や判定への圧力等
耳を疑う様な内容がそこにはありました。
ボクシング連盟とは
では、今回告発状を出された、ボクシング連盟とは
どういった団体なのでしょうか?
日本ボクシング連盟とは
日本でボクシングをするアマチュアの
競技統括をしている組織です
実質アマチュアとしてボクシングをして
オリンピックや世界的大会等を目指している選手は
この連盟に加盟しているといえます。
一時プロボクシング界との軋轢があったと
言われていますが現在は和解というか
雪解けとなっているようです。
現在山根明氏が会長に就任しており
今回この会長の言動が数々の
不正等の問題行為として
告発されいます。
助成金の不正流用を会長が命令し幹部が口封じ!
クーデターとも言える告発ですが、
今回の件はただの告発ではありません。
なんと関係者333人もの人間が集まって
出した、事件であれば「集団訴訟」の様な
ものです。
その告発内容は12項目にも及び
ボクシング連盟の体質に
関する事なのですが、
その全ての項目に会長である
山根明氏が関わっており、
いわば今回の告発は率直に
選手を含めた連盟関係者が
山根明会長に対して出した告発状とも
言えると思います。
まぁ12項目もある告発ですが
現在注目されているのは大きく2点
連盟の「お金」と「ルール」を
山根課長が完全に私物化しているという点です。
まず「お金」ですが
これは成松選手という一人の
ボクサーに出された助成金240万円を
山根明会長がその助成金に関して
なんの関係もないのに成松選手に直接
その助成金を他の2選手と成松選手とで
3つに分けろと命令したという事です。
いわゆる不正流用の命令です。
助成金というのはこの成松選手の
選手としての「強化」に使って下さい。
「あなたの実力を発揮する為に」
という意味あいのものです。
これを勝手に連盟が命令して
他の選手に分け与えるという事は
本来の目的と違った使途ということです。
これを連盟の会長が直接命令したという
事が大問題です。
そして驚くことに
この事が明るみになりそうになると
連盟幹部が成松選手に3分割したのは
会長の命令ではなく
成松選手が自分の意志で勝手に
分けた事にしてくれ・・という
口封じをした音声が報道で流れていました。
「えっ!?不正を命令しておいてバレそうになったら
選手になすりつけるの?」
嘘やろ!何これ?
と正直この音声を聞いてすごいなこの組織
と思いました。
但し偉いのは成松選手はきっぱりと
これを断っていました。
この他にもまだまだお金の不正な流れは
あるのですが、まずはこの件が
手始めに大きく出ています。
奈良判定という隠語がある!?審判に圧力をかけて判定を操作!
お金の件は確かに「おいおい」と
思うし、ダメな事ですが
それよりも、今回告発状を出した
選手及び関係者が腹に据えかねていた行為が
奈良判定と言われる不正判定への圧力。
これはもはやスポーツでもなんでもなく
一生懸命やっている者が報われない
危機的な状況です。
業界での強烈な権力がある山根明会長が
自分の出身母体である奈良県の選手を
意図的に勝たせているという疑惑で
これは奈良県以外の選手の間で「奈良判定」
という隠語で呼ばれ
奈良県の選手と対戦するとダウンを取らないと
判定になると必ず負けるというものです。
それはあまりにもあからさまで
1・2ラウンド互角で
3ラウンド目に2回ダウンした奈良県の
選手が判定で勝ったという試合もあり
客席からもブーイングが起こる程でした。
ある時奈良の選手の連続した反則行為に
失格とした審判が即クビになったり
その圧力も見せつけるように行われたそうです。
こういう状況から誰も恐怖で
山根明会長に逆らえない体制に
なっていったみたいですね。
まとめ
いかがでしょうか?
恐らくこの問題はまだまだ
この先次々と事実が出てくると思いますし
この告発状に対して
連盟は多くが間違っていると否定して
争う構えです。
※山根明会長の関連記事は
こちら
ただ、この不正判定行為は
もうスポーツとして
成り立たなくなっているので絶対に許されないし
世間もこれはどうなるのか
とっても注目しています。
今後の展開が酔うチャックです。
最後までお読み頂き有難うございました。