この記事は日本未解決事件を追う
という番組で取り上げられた
西成のマザーテレサ事件の
情報についてまとめたモノです。
日本で起きた
未解決の事件の真相を
元FBI捜査官のプロファイリングで
解き明かしていく番組で
西成のマザーテレサこと
女医のさっちゃん先生矢島祥子さんの
不審死事件を追います。
不可解な亡くなり方をしたのに
死亡診断書は矛盾だらけ。
そこには貧困ビジネスとの関連性も
出てきて謎は深まるばかりです。
この事件が番組で
どう解き明かされていくのか・・
西成のマザーテレサ事件とは?
まずはこの事件の概要ですが
大阪の西成区の診療所に患者の皆さんから
さっちゃん先生と呼ばれ親しまれていた
矢島祥子さんという女医がいました。
出典 西成ウィキ
西成という町は
特殊な環境の街で
日雇い労働者が多く様々なトラブルが
多い所でもあります。
そんな中さっちゃん先生は労働者支援や
医者なのに夜間パトロール等も行い
その献身的な活動をする姿に
「西成のマザーテレサ」と呼ばれていました。
そんなさっちゃん先生が
2009年不審な亡くなり方をしました。
どう見てもおかしな部分が多い
亡くなり方なのに警察はさっちゃん先生は
自分で命を絶ったという結論を出します。
しかし納得いかない遺族が
再捜査請求を
大阪府公安委員会に提出し
2012年に再捜査が行われると事なりました。
さっちゃん先生の事件性を認めない警察
今思えばなぜ警察はさっちゃん先生が
亡くなった事の事件性を認めなかったのか?
とても疑問が残ります。
さっちゃん先生の死には
複数の不審点がありました。
まず、検視結果ですが
亡くなったさっちゃん先生(矢島祥子)は
川で遺体が見つかったのですが
遺体は硬直していました。
川で亡くなった遺体が硬直することはなく
これは不自然です。
そしてさっちゃん先生(矢島祥子)の首には
誰かに絞められたうっ血痕がありました。
更に頭頂部には確実に殴られたであろう
皮下出血とたんこぶ跡がありました。
出典 西成ウィキ
これは素人が見ても
誰かに襲われ亡くなった後に
川に投げ込まれたと推測するのが
妥当な判断です。
しかし警察は西成の知人が
「自分はさっちゃん先生と付き合っていた」
と言いだしさっちゃん先生から送られた
絵葉書を提出。
そこに書かれていた言葉が「遺書」だったとして
処理しました。
で、その絵葉書には
「あなたに会えてよかった」・・
レベルの事が書かれていただけ。
どこをどうやったらこれが遺書になるのか?
首を傾げたくなくものでした。
最初に結論ありきで
警察が発表を出したとしか
思えない様な経緯で事が進められました。
貧困ビジネスとの関係は?真実を暴こうとして消された!?
果たしてさっちゃん先生(矢島祥子)は
何故亡くなったのか?
実はそこには貧困ビジネスというものが
関わっているのでは?
と言われています。
西成では釜ヶ崎と呼ばれる
全国の日雇い労働者が集まる場所で
身寄りがない人や人生に疲れた
人達が集まる場所でもあり
往々にしてそこには貧困層を狙った
「貧困ビジネス」が横行しています。
臓器売買や人身売買が頻繁に行われる事も
あったそうで、
その貧困ビジネスの真相を
佐藤豊さんという記者と共に
調べていた矢先に亡くなったという事が
後にわかってきます。
もしかしたらそういう貧困ビジネスという
タブーにさっちゃん先生(矢島祥子)が
手を付けた為
消されたのではないか?という
憶測が飛んでいます。
しかもさっちゃん先生(矢島祥子)が
亡くなった後
一緒に貧困ビジネスを追っていた
記者の佐藤豊さんも翌年火事にあって
亡くなってしまいます。
これは偶然なのでしょうか?
いくつもの謎に元FBI捜査官が迫ります。
まるでサスペンスドラマの様なこの事件。
果たして解決する日はくるのでしょうか?
まとめ
いかがでしたか?
今回は未解決事件を元FBI捜査官が
暴くという番組に取り上げられた
西成のマザーテレサこと
さっちゃん先生(矢島祥子)事件の闇に
ついて書きました。
やはり貧困ビジネスを調べていた
さっちゃん先生(矢島祥子)が
闇の世界の人間に消されたのか
はたまた偶発的な事件に
巻き込まれただけだったのか?
この番組を機に是非解説に向けて
進んでほしいと思います。
最後までお読み頂き有難うございました。